「白の女王」といった代名詞がふさわしいダドレアのイメージからはかけ離れたレア種と言うか珍品種。細く緑色の葉っぱは「ぺたぺたと粘着性があって、ここで虫を捕まえて肥料にしている」とググるとでてきますが手元の株はペタペタしません(ワックスがかかってキュキュッと滑りにくい感じのテクスチャ)。図鑑的にはそんなレアっぷりが強調されますが、個人的には白い花がむちゃくちゃかわいいことを強調したい。カリフォルニア州南部にお住まいの固有種で現地では開けた岩の隙間に張り付いていて日照りには強そう。同じダドレアではアルビフローラ D. albiflora に似ていますが、こちらはホワイトパウダーがほぼなくて明るいグリーンカラー。全然関係ないけどペアルソニー T. pearsonii などチレコドンに似た雰囲気。