マーケティング レポート
「どんな株が いくらで買えるか?」
その疑問にイチゲキでお答えするのがこの「価格帯別 出品アイテム」。その他にも、流通量や価格変動など、PUKUBOOK独自の調査結果をリアルタイムレポートにまとめています。
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特徴・由来
深く赤いエッジが目を惹く、ツヤツヤ輝く鋭くトガった痛そうな葉先がいかにもアガボイデスらしい人気種です。メキシコで採取されたアガボイデスのカラバリ。赤いエッジの色や大きさは環境によって変わるけど(日が弱いとなくなってしまうとか)全体が赤くなることはなく、真冬でも内側は鮮やかなライトグリーンなのが、ロメオや相生傘などの赤アガボイデスとの違い。
エッジ全体に色がまわったものが「スーパークローン」と別名を与えられて流通しているので、フルマックスでもそこまで色づくことはありません。
園芸名があるので交配種か人工的なものと思いがちですが、メキシコで採取されたれっきとした野生育ちらしいです。(なので実生しても似たような特徴を維持してくれる…と期待したいところですが、出てこないコもいるようで、実生は要注意みたいです。)
「原種エボニー」や「野生エボニー」というラベルは「エボニー」とイコールと考えて良さそうです。写真を見る限り赤黒いオリジナルに近い印象。「エボニー」は実生やよく似たハイブリッドも多く、一口に「エボニー」といってもその特徴の赤黒いエッジがでないものあるらしく、「原種」や「野生」にはそもそものオリジナル=赤黒いエッジのある種であることを強調したいという意図が感じ取れます。ただ、それでもエッジが出ないコもいるようで、その境界は将来的にぼやけていきそうです。
リップスティック E. agavoides 'Lipstick' とよく似ていますが、あちらは赤、こちらは名前の通り黒に近い深い色なのが違うようです。またリップスティックのほうが大きくなるとか。
ちなみにメイン写真は「エボニー」として入手したものですが、赤みが鮮やかなのでリップスティックである可能性は否定できません…(笑)
こちらは実生なので確実…と思いきやエボニーらしいアイデンティティはまだまだ出ていません。出るコはこのサイズでもしっかり出てくるので、成長しても出てこない可能性はあります。