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PUKUBOOK 다육식물 도감

대극과 유포르비아

knuthii

Euphorbia knuthii

별명 JA クンチー JA 狗奴子キリン JA クヌシィ JA 巌流島

地面からはみ出たワームのような太い根塊の上に、一筋入った細い茎をバッサーと縦に伸ばすコーデックスユーフォルビア。そのさわやかカッコいいフォルムで人気があり、丈夫で育てやすいこともあってコーデックスの入門としておすすめ。お住まいはモザンビークから南アフリカ。野生では草やブッシュの下に隠れつつ、地中に根塊を隠して養分と水分を溜め込み、長い乾季を耐え忍びます。名前はドイツの植物学者 Paul Erich Otto Wilhelm Knuth 氏にちなみ、しっかりとラテン語読みするなら「クヌーティイ」、英語読みなら「クヌーシアイ」か「クヌーシー」か(kを発音しないことが多いので)「ヌーシー」。日本では「クンチー」と呼ばれていますが、訛ったのか、NとUを逆に読み間違えたのかは謎です(「狗奴子キリン」という名前から、もともとはクヌシと読んでた可能性が高いですが)。

  • 난이도
  • 화제성
  • 희귀도
  • 예산
    6,300
계절 유형여름
일조전일조
반그늘
내한 온도5
개화기-

회색 표시는 유포르비아 일반 정보입니다.

CITES 低リスク 輸出入制限

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FEATURES/ORIGIN특징/기원

この「 E. knuthii 」について改めていろいろ調べたところ、いくつか、ずっと長らく誤解されているっぽいことに気づいたためここで詳しく掘り下げます。あらかじめお断りしておきますが、すべて推定であって明確に裏付ける証拠はありません

学名の読み方

まず「knuthii」という学名。日本では「クンチー」で通ってますが、なんでですか?(笑)スペルは「K / NU / THI / I」なので、しっかりとラテン語読みするなら「クヌーティイ」です。英語読みなら「クヌーシアイ」か「クヌーシー」(あるいはknowのようにknではkを発音しないことが多いので「ヌーシアイ/ヌーシー」)。

これは2通りの可能性があると思っていて、1つは「knuthii」を「クヌシー」と読んでいたけど読みにくいので「クンシー」と訛った説。もう一つは「knuthii」のNとUが入れ替わって「k U N thii」から「クンシー」と読み間違えた説。どちらも推察の域を出ませんが、「kunthii」という植物名は他の属に実在することもあって読み間違い説のほうが有力かなと思っています。

「狗奴子キリン」の読み方

もともと「クヌシー」と読んでいたのではないか?という裏付けの1つが「狗奴子キリン」という古い名前です。ただこれも誤解というか伝言ゲームがあるようです。この「狗奴子」の読み方を検索するとほぼすべてのサイトで「くなこ」と出てきます。でもこれだと「knuthii」という名前との関連性が全然わからないんですよね。

けど別の読み方を考えてみると、まず「奴」の音読みは「ド または ヌ」。ひらがなの「ぬ」の原型ですし。それに「子」は「シ」とも読みますよね。なので「狗奴子」は「クヌシ」と読めます。クヌシ! knuthii だ! ということは「狗奴子」はもともと「クヌシ」と読み、学名knuthiiの音をそのまま漢字にしたものと考えるのが自然です。

じゃあ「くなこ」という読み方はどこから出てきたのか? これはたぶん、「狗奴子」という漢字だけ広まったあとどなたかが改めて「これなんて読むんだ?どういう意味だ?」と調べたところ、魏志倭人伝に記録が残る「狗奴国」(くなこくと読むのが通常とされているがくぬこくと読むこともある)に行き当たりそこから「くなこ」が広まったんだと思います。

音を当てた漢字が独り歩きして別の読み方で広まる例は植物に限らずよくある話。「狗奴子」も「クヌシの音を当てただけで意味なんてありません」と言われちゃうと味気ないから「魏志倭人伝の狗奴国からその名を借りた」と解釈を加えたほうがカッコいいですしね。

#knuthiiの「knu」をもとから「くな」と読んでいたという可能性もありますが、それなら「くなし」になるはず。「子」を「こ」と読む根拠は学名にはなく「狗奴国」と解釈した後に読み方が変わったと考える方がシンプルで筋が通っているように思います。

※重ねていいますが推定です。

knuthii という名前の由来

最後に。この knuthii という名前はだれに由来しているのか? 文献によっては Karl Sigismund Kunth 氏と記載されていることがありますが、これは「クンチー」という読みが普及したことによる誤解の可能性がむっちゃ高いです。Karl Sigismund Kunth 氏はこの種 knuthii と関わりやつながりがほぼないことと、Kunth という名前を植物名にするなら「kunthii クンシー」となります(実際に氏に由来した kunthii という植物は実在します)。

この話は詳しくはユーフォルビア・オベサ・ドットコムさんの記事「[ E. knuthii は誰に献名されたのか?](https://euphorbia-obesa.com/archives/24634742.html)」で詳しく掘り下げられています。

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