細い幹を縦に伸ばし、そこから垂れ下がるゆるくうねる葉。その葉だけでなく幹にまでびっしりと白い斑点が散る、妖艶なスターダストアロエ(※正確には斑点があるのは幹ではなく幹を覆っている葉鞘)。あまり聞き馴染みがないのもそのはずで、2016年に記載されたばかりの新種です。アンゴラ南西部の高地、標高1,500mを超える石英砂岩の尾根だけにお住まい。もともと自生地が近い「パルミフォルミス A. palmiformis」の近縁で記載者自身も「酷似のため新種として発表をためらった」と書くほど。でもパルフォルミスは、全体的に大きく、幹がより立ち上がり、葉のトゲが大きい。なにより白点がほぼないプレーンカラーなのでパッと見た印象はまったくのベツモノです。学名も「斑点(maculata)が様々に(vari-)変化する」という意味で、斑点とその移り変わりの大きさをフィーチャー。成長すると株高はおよそ50cm、葉は10枚ほどで長さ13〜23cmとなかなかのボリューム。根もとから子株を出し群生株になります。出たてなのでなかなか入手しにくいコですが、その白点の魅力のトリコになってしまった方には(まったく関係ない種ですが)「ブランドライエンシス A. brandraaiensis」が同様にカッコいいのでおすすめしておきます。入手しやすいですし。