マーケティング レポート
「どんな株が いくらで買えるか?」
その疑問にイチゲキでお答えするのがこの「価格帯別 出品アイテム」。その他にも、流通量や価格変動など、PUKUBOOK独自の調査結果をリアルタイムレポートにまとめています。
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特徴・由来
2017年の夏の終わり 一回り大きく 強光線下でがっしり力強く育ちました
2018年の夏の終わり しっかり遮光した夏 スラリと細長く 大きさはほぼ変わりません
2018年の冬 植え替えをした土の違いか 爪のピンクが大きく
やや色白のスムースなグリーンの刃先に、キュッとわずかにカーブしたピンクの爪をちょこんとアクセントにした、エケベリアを代表する人気種。NHK「趣味の園芸」でも「エケベリアといえばまずこれ」的な紹介を受けていたことがあります。かわいさだけでなく、育てやすく手に入りやすいのも人気の理由。
同じ桃太郎でも、葉っぱがすらっと長いもの、短くパワフルなもの、色白のもの、やや黄色がかったもの、爪のピンクが赤いもの、薄ピンクのもの、大きさのちがい…といろんな個性があるように見えますが、ほとんどが育った環境の違いによるみたいです。同じ株でも環境が違えば姿を変え、1年経てばすっかり様変わり。どの姿が良いかは好みによりますが、その好みを追求しようと思うと、要求する環境はシビアになりそう…。
和名は「桃太郎」。冬にほんのりピンクに色づくと桃のように見えるから、など諸説あります。
もともと海外から入ってきたもので、そもそもそれが何だったのかわからないので、正式な由来や交配親は「不明」。チワワエンシスと、コロラータかリンゼアナではないかと言われています。
海外では同じ顔をした同じ交配式の種が 'Beatrice' として通っていますが、桃太郎と同一種とする証拠はありません。Beatriceはベアトリスまたはベアトリーチェと読みます。イタリアの詩人ダンテが「理想の女性」として神曲に登場させた女性の名。
チワワリンゼは同じ親の兄弟エケベリア。ベアトリスと同じ種だという説もあります。素人目には全く区別できません。
他にも近年オランダで流通していた「リンゼアナ」、シモヤマコロラータなどは桃太郎と同じと言われていますが、それらも証拠はありません。
人気者だけに、違う名前のそっくりさんが多い、ということは覚えておきましょう……。
ちなみに、お母様のチワワエンシス E. chihuahuaensis は、桃太郎より小ぶりで赤みが強いので、並べてみると違いは確かなので間違えることはなさそう。