ブラックナイト
Echeveria affinis 'Black Knight'季節タイプ | 春秋型 |
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日あたり | 日なた 半日陰 |
耐寒温度 | 0℃ |
開花時期 | - |
グレイ表示は一般的なエケベリア属の情報です。
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花のような色とりどりのロゼットとバリエーションの豊富さで人気のあるエケベリアは、そのほとんどがサボテンやアガベの故郷メキシコ原産。日本よりもずっと赤道に近く、暑いイメージがありますが、実は気温はそれほど高くなく、寒暖差もなく、雨季と乾季があって、乾季はさっぱり心地よい過ごしやすい気候。地域によっては特に厳しいこの「乾季」を乗り切るために、水を蓄える多肉植物たちが進化してきました。エケベリアは比較的乾燥の厳しくないエリアの木陰や岩の隙間に自生しています。
日当たりの良いところを好みます。ホームセンターにおいてあるのを見ると観葉植物=インドアグリーンかと思わされますが、ヒョロヒョロと徒長することが多いので室内は適しません。基本的には屋外の日当たりの良いところで育てる植物で、生長期の春と秋は西日の当たらない屋外(1日3~6時間程度の日照)、夏は直射日光の当たらない涼しいところが心地よさそうです。強すぎる光は葉焼けを起こすので、1日中ずっと日が当たるところは避けたほうが良さそうです。
乾燥が好きな多肉植物に、日本の蒸し暑い夏は大敵です。とは言え、本当の敵は日照で、夏に外で日にあたっていると植物内の温度はすぐに高温になり一発で溶けます。日差しを避け水を控えれば暑さにも結構耐えてくれますが、プロのハウスでも溶かしてたりするので100%無事に乗り切るのはムリと割り切ったほうが……。冬は霜に当たらなければ-5℃くらいまで耐えられるそうです。我が家(関西)では室内に入れず屋外越冬しています。
基本的には、土が乾ききってから、根っこに十分水が回る程度にあげます。問題はその間隔。目安は葉っぱのハリがなくなってふにゃっとしてくるか、下葉が枯れてくるまで我慢してからたっぷりと。でも水を吸ってハリが戻るまで数日から10日くらいかかることもあるので、その間は追加NGで、信じて待ちましょう。冬は11月や12月くらいまでは生長するので間隔を開けて水やり継続。夏はほぼ断水で。断水しても耐えられる涼しく風通しの良い環境に移しましょう。
春と秋に、液肥か緩効性の肥料を。小苗のうちは窒素を控えめに。とはいえ無くても元気に育ちます。無い方が冬によく発色するとか。
1~2年に1回、株と同程度か、少し大きめの鉢に植え替えます。根鉢は崩し、古い根は整理して、その切り口から雑菌が入らないようにそのまま数日~1週間ほど乾燥させた後に植え込む…と教科書には書いてありますが、土が新しく乾いていればそのまま植えてもOK。1~2週間後から水やりを再開します。多肉植物は一般的に根っこを使い捨てる習性(乾季にチリチリになった根は土に帰し生長期に新しく伸ばす)があるのでそれを促すイメージで、根鉢をリフレッシュすることでその後よく生長してくれます。
元気な葉っぱをむしって、そのままトレイに並べて、通気の良い、日の当たらないところに保管しておきます。早ければ数日、遅いと2ヶ月くらいかかりますが、芽が出てきたら土に植え替えます。カンテを代表とした大型の種などは葉挿しができないものもあり、そうした種は茎をちょん切って脇芽を出させる「胴切り」で増やします。オーソドックスに種をまく「実生」で増やすこともあります。
茎が伸びて立ち上がってきた株は、切り戻して小さくすることができます。適期は春と秋ですがわりといつでもできます。やりかたはとても簡単で、茎の適当なところでカットして、そのまま1週間乾燥させたあと、土にさすだけ。水やりは根が出るまでNG。2~4週間ほどかかります。軽く引っ張ってみて動かなくなったら根が張ってきた証拠。最初は根が出てから土に挿してもいいかも。カットした根元のほうからは新芽が出てくるので、捨てずに水やりしてあげてください。
枯れた下葉は元には戻りません。見た目が気になるようでしたら取り除いてください。
#多肉植物のある暮らし - Echeveria affinis エケベリア アフィニス - 和名 古紫(コムラサキ) - 別名・流通名 黒助(クロスケ) 紫蘭妃(シランキ) ←謎 ブラックナイト ブラックレディ - a.k.a. Echeveria 'Black Lady' Echeveria 'Black Knight'(無効) Echeveria affinis 'Black Knight'(無効) ----------------------------------------- • うちのブラックナイトさん。 葉の長さがガチャガチャで揃わないし、 なかなかいい形になってくれません 多くの場合、アフィニス、ブラックナイト、 ブラックプリンスがごっちゃにされがちですね。 • まず、ブラックプリンスですが、 米カリフォルニア州の獣医で園芸家の Frank Reinelt(フランク・レイネルト)氏が作出した アフィニス×サウィアナ(シャビアナ)の交配種。 というのが定説なんですが、 実は母(種子)側がシャビアナという説もあって 花芽の特徴などにも疑問が残るため、 イマイチ信憑性に欠ける交配式です • ちなみに作出当時のブラックプリンスと、 現在のブラックプリンスは別物のようです。 どこかの過程で違っちゃってるんでしょうね 日本では和訳の黒い王子から転じて 「黒玉子(クロタマゴ)」とか呼ばれてるし、 ドイツなど一部のヨーロッパ圏では、 「Schwarzer Prinz(シュヴァルツァープリンツ)」 なんて名前で呼ばれています。 • 次にブラックナイト。 ネットでもアフィニスが交配親 と書かれてることがほとんどですが、 これはガセネタ。間違った情報です 元はDurango(ドゥランゴ州)の Mazatlan(マサトラン)周辺で採集された 原種アフィニスの葉と、 わずかに異なる形の葉を持つタイプ違いで、 野生株のクローンから始まっているため 交配種ってことではないのですが、 定義上は「栽培種」に近いように思います ブラックプリンスと比べると葉の幅は格段に細い。 • 現在ブラックナイトの名称は無効になっており、 「E. 'Black Knight'」と書いても 「E. affinis 'Black Knight'」と書いてもNG。 アフィニス自体のことなので、 そのまま「アフィニス」という表記になります。 • ブラックレディは、 単なるブラックナイトの別名だと思ってましたが、 これなんか違くねーか⁉️ってゆーのもあるし、 ブラックナイトとブラックプリンスの 交配種っぽいものもあるので、 必ずしも両者はイコールにはならなさそう… • アフィニス=ブラックナイト=古紫はOKですが、 アフィニス=ブラックプリンス=古紫はダメ。 古紫の名でブラックプリンスが売られてますけど⤵︎ ブラックプリンスは明らかな交配種だから アフィニス=ブラックレディ=古紫もちと微妙です(笑) • 最後に、どこの生産者さんか忘れましたが、 ラベルに「E. gibbiflora Black Prince」 と書いてあるものが一部で流通していますが、 さすがにギビフロラはありえないので、 これもあからさまな誤りかと • ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ なるべく嘘のない正確な情報を 載せるよう心がけておりますが、 属名や種小名など、学名の分類は、 変更されることが多々あります。 情報もいずれは古くなりますので、 ご自身で精査してご判断ください。 また、カタカナ表記には限界があり、 中には不正確な表記もあるかと思いますが ご容赦ください。 ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ - #多肉 #多肉植物 #景天科 #エケベリア属 #神奈川タニラー #多肉男子 #古紫 #ベランダー #多肉ベランダー #ノンフィルター #ゲンシャー #エケベリア #アフィニス #ブラックナイト #エケベリアアフィニス #エケベリア_アフィニス #succulents #succulent #hybrid #echeveria #affinis #blackknight #echeveriaaffinis #echeveriablackknight #echeveria_affinis_blackknight
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