淡雪
Graptoveria 'Awayuki'季節タイプ | 春秋型 |
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日あたり | 日なた 半日陰 |
耐寒温度 | 0℃ |
開花時期 | - |
グレイ表示は一般的なグラプトベリア属の情報です。
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薄紫色のコンパクトなロゼットを群生させる、可愛らしく育てやすい普及多肉さん。その人気の高さ、知名度の高さにも関わらず、その出自は?と調べだすと深いミステリーにハマっていき、「どんな情報でもとりあえず載せる」が基本方針のPUKUBOOKがさじを投げ「Awayuki」という仮設ページをつくる始末(笑)。
基本的にはアメジステナム G. amethystinum と朧月のハイブリッド(なので属名も~ペタルム)という説が有力で、それはおそらく「淡雪はビクターケイン Graptoveria 'Victor Kane' の和名」説から来ています。ただVictor KaneはICNによるとエケベリアとのハイブリッド説が有力(となると属名は~ベリア)。丸みを帯びたフォルムとピンクのにじみがチャームポイントのように紹介されています。ビクターケインは自然交配種のようで
一方「淡雪はベルナレンセ G. paraguayense ssp.bernalense の和名」という説もあります。ベルナレンセは「小さくした朧月以外のなにものでもない」と囁かれるほどの朧月顔。原種のベルナレンセとハイブリッドのビクターケインが同種であるはずはありませんが、それが「淡雪」という和名でくっついています。
また「初想い」は「淡雪」と同種説もありますが真偽未明。
「紅淡雪」や「淡雪錦」といったコが流通していますが、このコたちが淡雪から派生したかどうかはわからないというか「違う」説が有力です。「紅淡雪」を命名した石田精華園さんのブログによると、どちらも「初恋でも朧月でもない親株から変化したもの」で精華園さんが調べたところ「デビーと同一であることがわかった」とあります。
もともと四季や育て方によって表情が多様なグラプトベリアがさらに枝変わりもしやすいようで同じ種でもいろんなタイプが生まれているのでしょうか。