7cmポットにすっぽりと収まって密に葉っぱを展開するコンパクトなボディに、彩り鮮やかな黄覆輪斑ときらめく白いフィラメントを散らす、目を飽きさせない完成度の高いアガベ。2024年頃にヤフオクから流通が始まった感のあるアガベ。そもそもフィラメント系アガベは分類やルーツが曖昧なこともあってこのコのルーツがはっきりしませんが、「白糸の王妃 A. schidigera 'Shira ito no Ohi'」として流通しているコに一番近いように思います。「王妃笹の雪 B型」に近いというご報告も頂いていて確かにと思ったり。ちなみに名前に「輝山 A. victoriae-reginae 'Kizan' 」や「世の雪」と付くものは別種で、フィラメントがなく葉っぱが厚いので違う系統であることはすぐわかるかと思います。