グロエネワルディ
Haworthia groenewaldiiパッと見では「万象 H. maughanii ?」と思うくらいレツーサ系としては異例なほどまん丸くなった窓に、ピクタ H. picta を思わせる白くかすれたドットを無数に散りばめられた個性的なビジュアル。2011年に記載された新種……。と言いたいところなのですが、現在はムチカ H. mutica と同種というのが学術界の主流(後述)。ふるさとは南アフリカ西ケープ、Swellendam 東の Buffeljagsrivier。自分の親の農場で見つけたという発見者 Jannie Groenewald が名前の由来。子をあまり吹かず、ヤブや草の間のよく陰になった場所に、ハオルチアの例に漏れず半分埋まった状態で静かに暮らしているそう。開花は夏。管理は他の軟葉系ハオルチアと同等で強いて言えば陰を好むとのこと。チャームポイントのドット柄は原記載論文にもある由緒あるチャームポイントではありますが、後に白い斑点のある個体と、斑点のない個体が同じ集団に混在していると書かれているようにすべての個体共通ではなく、実際に市場ではドット柄の代わりに太い縦線が描かれている(となるともう完全にムチカ顔)個体も流通しています。



| 季節タイプ | 夏型 |
|---|---|
| 日あたり | 明るい |
| 耐寒温度 | 5℃ |
| 開花時期 | - |
グレイ表示は一般的なハオルチア属の情報です。
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この groenewaldii は2011年に新種として記載されたのが始まり。記載は3者連名で、近年のハオルチア分類界で著名な Ingo Breuer 氏(ロゼアにも登場)、南アフリカの現代アーティスト兼多肉のコレクター Gerhard Marx 氏、発見者の Jannie Groenewald 氏。ムチカどころか他のどのレツーサ系とも違うまんまる窓にキラキラドット柄……というよりもツヤ感のある窓と、開花時期がムチカよりも4ヶ月遅く夏であることを論拠に新種と主張。
しかし記載の翌2012年、ハオルチア分類の権威 Bruce Bayer 氏が「これは ムチカ H. mutica の一変異にすぎない」と真っ向から否定。「ハオルチアでは同じ集団のなかであっても2株として同じ姿のものはなく、typical(典型的)という言葉が安易に使われる記述に私は疑問をいだいている」と。
チャームポイントのドット柄についても、Bayer がまとめた Buffeljags 集団のデータを見ると、白い斑点のある個体と、斑点のない個体が同じ集団に混在している。つまり「ドット柄」はこの集団のなかでも出たり出なかったりする形質で、「だからこそ独立種の決め手にはならない=個体差の範囲」とのこと。
この話は決してどちらが正しいということではなく、お互いに「特徴が違うんだから分けたい」派と「大きな違いがないなら同種としたい」派で目指しているものが違うだけ。そのどちらの意見を聞くかもケースバイケースで、今回のgroenewaldiiに限って言えば、植物学界の殿堂とも言えるPOWO 含め groenewaldii をムチカと同じものしているのが主流。とはいえ将来ひっくり返る可能性は全然あります。
こうした話は近年のハオルチア界隈ではとても頻繁に起きていて、Wikipediaに「ハオルチアの分類は誤解に溢れている」と嘆きにも近い文章が書かれちゃうほど。園芸界では「見た目が違うんだから別種」は当たり前のように日々行われていますが、それを学術レベルで推し進めるのもすさまじい努力の賜物で実際に業界に多数の貢献をしてきたことは事実。我々としてはどちらの意見にもしかと耳を傾けつつ、多様な植物に触れられる機会を与えてくれることに感謝することしかできません。ありがとうございます!
透明できらめく「窓」の美しさやフォルムや模様のバリエーションの豊富さで、宝石のように扱われているハオルチア。「100万円を超える高価な多肉植物」と世間を賑わせています。その原産地はすべて南アフリカのごく限れたエリア。雨は殆ど降らないけど温暖で、湿度が十分高いのがポイント。窓のある軟葉系ハオルチアはヤブや岩陰で、半分地面に埋まりながら、僅かな光をその窓で集めながら生きています。だから、極度な暑さも寒さもNG。水は控えめだけど湿度は保つ。といったことがポイントです。
多肉植物のイメージとは反対に、日陰を好みます。終日カンカンに日が当たる環境だと枯れてしまうとか。とは言え、全く陽があたらない室内だと徒長してしまうこともあって意外とやっかい。1~2時間程度は日が当たるところか、レースカーテン越しの日が当たる窓辺などが最適です。
寒さに弱いので、基本的に冬は屋内に取り込みます。外で管理する場合はビニールなどの防寒対策を十分にすれば外気温が-5℃でも大丈夫。蒸れには比較的強いので、夏も直射日光を控えめに、通気を良くすれば、屋外でも大丈夫です。
基本的には、乾いたらたっぷりと与えます。ただ、水をやりすぎると徒長しやすくなるので要注意。ハオルチアはエケベリアなどと違って、根が太く、葉っぱだけでなく根にも水を蓄えるので、乾燥には強く、思いの外あげなくても大丈夫。特に夏の間は断水してもいいくらい。赤く枯れたようになりますが、涼しくなって水やりを再開すると元気な緑色に戻ります。
ほとんど無くても大丈夫ですが、春と秋に、緩効性の肥料を置いておきます。液肥はあまり使われないようです。
1~2年に1回、株よりも少し大きめの鉢に植え替えます。根を深く張るので、株の直径の2倍くらいの高さのある鉢を使います。根鉢は崩し、古い根は整理して、そのまますぐに新しい用土に植え込みます。水やりはすぐにせず、1~2週間してから。
株分けで増やします。成長してくると脇芽を出して群生するので、十分な大きさになってきたら、植替えのついでに外して植え直します。子株にも根が出ていて、軽い力でパキッと外れるかどうかがポイント。あまり小さいまま外すと成長が遅くなります。が、幹の途中から出てきた子株を放置すると親株の形が崩れるので、小さいうちからカットする、という育て方もあります。葉挿しもできるし、実生もメジャーです。
quebraram a haste floral da minha Haworthia groenewaldii e eu vou morrer
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