緋牡丹
Gymnocalycium mihanovichii var.friedrichi 'Hibotan'季節タイプ | 夏型 |
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日あたり | ー |
耐寒温度 | 0℃ |
開花時期 | - |
グレイ表示は一般的なギムノカリキウム属の情報です。
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鮮やかな蛍光色の玉サボテン…ホームセンターにもよく置いてあるので見たことある人は多いハズ。それがこの「緋牡丹」です。
オリジナルは、瑞雲丸 G. mihanovichii というふつうに緑のサボテンなのですが、これに赤が混ざって赤黒くなったものを、日本で品種改良して「全斑」つまり緑色が完全に抜けて赤だけが残ったものです。
緑色は葉緑素。それがまったくない植物は光合成ができず自分の力では生きていけません。だから、ただの台座に見える「台木」が実は光合成や給水を行っています。おかげさまでよく成長するのですが、自然ではないのでそのままだとあまり長生きできません。何年かに一度は台木を交換するといった特殊なお世話が必要です。
赤以外にも、黄色、オレンジ、紫など、とても自然とは思えないカラバリがあります。色は自然のものだけど、それを作り、生かしているのは人類のテクノロジー。
よく見かけるカジュアルなコですが、その裏には壮大なドラマを抱えているという、儚げながら偉大なサボテンです。
緋牡丹は1940年ごろ、日本で誕生しました。生みの親は渡辺栄次という植物学者で、ドイツから取り寄せたギムノカリキウムの種子から1万本を超える苗を育てたところ、そのうちたった2本だけ、突然変異で赤みを帯びた苗が出てきたそうです。それだけでも奇跡というか凄まじい努力と根気を感じますが、さらにそれを品種改良して、真っ赤なアルビノ種「緋牡丹」を生み出しました。
緋牡丹はそのかわいいビジュアルから世界中で爆発的なヒット商品になり、いまも大量に生産されてホームセンターで代表的なサボテンの座を確立していますが、有名すぎることと、短命なことから、サボテンコレクターの間ではあまり高く評価はされていません(当時の「メイドインジャパン」が、サボテンのトップ市場アメリカから軽く見られていたという事情もあったんだとか)。確かに、短命だから「大きく複雑に成長した緋牡丹」がなく、どの個体も似たりよったりでプロダクトっぽく見えてしまうのでコレクション欲はさほどわきません。
でも逆に、かわいくカジュアルで、大量生産されているからか価格も安く手に取りやすく、枯れても心を傷めなくてもいいから、サボテン入門としては最適です。ここから少しずつディープな世界に入っていただければ幸いです。
えぇえかあいいサボテン 名前ヒボタンって言うんだどヒボタンは、サボテン科ギムノカリキウム属の緋色のサボテンの一群。園芸品種が多くあるらしい! サボテン大好きだから初めて生でヒボタン見たの嬉しー!!!ママに言ったら買ってくれるってはぴー https://t.co/fxBOzgAJqP
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雨をよけて駅地下を歩いてたら地下の花屋さんでギムノカリキウムたちを見かけまし!みなさんも一度は見たことあるはずのサボテンの花。実は和名があって「緋牡丹」 花言葉は「枯れない愛」「燃える心」 #緋牡丹 #めぐる #花売り娘 #ギムノカリキウム #サボテンの花 https://t.co/dyITcAE1gc