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PUKUBOOK Succulent picture book

2021.7.2 PR NEW OPENの観葉植物専門店「AND PLANTS」さんで買い物してみた体験談

観葉植物はお好きですか?

いやいやこれだけ多肉植物やっておきながら観葉植物がキライなワケ無いでしょ。
部屋もグリーンでいっぱいなんでしょ。

と思われるかも知れませんが、実は、わが家には観葉植物がありません。正確には室内にほとんどグリーンを置いていません。理由はカンタンで、ネコがいるから。かじるんですよね。葉っぱも、花も、手当たりしだいに。だから室内にグリーンを置くことができず、代わりにやたらと屋外に置くようになり、多肉植物と出会い……今に至ります。(最近はネコも年取って、かじるのもだいぶ減りましたが)

つまり観葉植物をやっていなかったから誕生したPUKUBOOK。その5周年記念で開設したコラムコーナーで、あえて「観葉植物」をご紹介いたします。

クラファンでご支援いただきました

2021年3月。PUKUBOOKのリニューアルオープンのためクラウドファンディングを募ったとき、観葉植物オンラインショッピングサイト AND PLANTS さんからご支援いただきました。その中に「記事を書きます」リターンもあったので「じゃあAND PLANTSの紹介記事を書きます!」と僕、今に至りますので、この記事は完全に「案件」です! 最近はステマどころか逆張りで「案件じゃないよ!」というクリエイターが多いので、逆に声を大にして言っておきます。「案件ですよ!」

AND PLANTS とは?

AND PLANTS さんさんは、2021年の5月にゼロから新しく立ち上がった観葉植物とインテリアのD2Cブランド・オンラインショップです。

AND PLANTS の観葉植物たち

実際に通販してみました

「案件記事だー!何書こう」と嬉々として企画を練り始めましたが、ターゲットは新しくオープンするオンラインショップですよ? 実際に買い物してみるのが一番じゃないか! もちろん内緒でね。というわけでご支援いただいた資金をそのままお店に使うという「案件どこいった案件」です。

観葉植物をオンラインショッピングするときに考えていたこと

観葉植物を買ったことはあります。もちろん通販したこともあります。そのときに考えていたことは「お目当ての品種をとにかく安く」だったんですよね(今、多肉植物を買うときの基本スタンスもほぼ同じです)。ただ、それから何年もの植物ライフを通じて学んだことは、まず「高いものには高いなりの理由がある」ということ。品種や大きさだけでなく、柄や樹形も個体差があるし、合わせる鉢によって雰囲気も変わります。仮にそれを自分で見つけたとしても自宅まで運ばないといけないし植え替えもしないといけない。時間がない!だれかやって!!

そしてもう一つ。グリーンを置いて部屋をおしゃれに見せるには「メリハリが大事」ってこと。部屋があって、グリーンを置ける場所があって、そこに、どんな大きさのものをいくつ置くのか? どんな鉢を使うのか? ここで手頃なものをただ並べるだけじゃイマイチぱっとしないんです。ちゃんと見栄えのするもので。大きいものをドカンと。反対側にアクセントで1つ2つ。

そう考えると、グリーンを置いて部屋をおしゃれな雰囲気にするには、完成された立派な鉢植えを1つ2つ置くのが、時間も手間もコストも一番の近道なのかもしれません。

AND PLANTS さんの良いところ

AND PLANTS

白とグレーが基調のスッキリしたWEBサイトに見やすく並べられた、植物の大きな全体像が映る大きなサムネイル。「部屋に、眺めを。」というキャッチコピー、クールなECOPOTSに植えた完成品の送料無料配送、オリジナルイラストのケアカード、SNS展開でのファン交流など、しっかり準備してオープンしたことが伺える確固たる世界観。クールです。

かんたん7回クリックでオススメ植物を提案してくれる

たくさんある植物からどんなのを選んだら良いの? そんな人のために(僕だ)、7つの質問に答えるだけでオススメの植物を提案してくれるMEET YOUR PLANTS」というサービスがあります。
こういうの、他のサイトさんにもありそうで、意外と無いんですよね。

観葉植物とおつきあいする上で欠かせない「日当たり」「水やりなどお世話の頻度」「ペットがいるか」といった質問だけでなく「求めるものは癒やし?刺激?」という感性的な質問もあって面白いです。

何回かポチポチしてみたけど「たしかにー!」です。

後でお伺いしたのですが、このプログラムは自分たちの目だけでなく、観葉植物やレンタルグリーンを手掛ける老舗企業のスタッフさんに監修に入ってもらって調整しているんだそうです。プロの厳しいチェックをクリアしているからこその、納得の回答なんですね。ぜひみなさんも試しにポチポチしてみてください。

診断スタート!
今回はコンパクトサイズで
最初なので過度に主張しない感じで
わが家の室内はハオルチアも徒長するんですよ
ネコいるけどもう良いお年なので大丈夫と思う
任せとき(でも「まめ」とは言えない)
ふつうな感じで
葉っぱもりもり
じゃじゃーん!
鉢がカッコいい
ECOPOTS
ECOPOTSのロゴと質感

サイトの写真がすべてスッキリクールな鉢に植わっていて統一感がバツグンなのですが、これは「ECOPOTS」というブランドの鉢で、日本ではAND PLANTSが唯一の正規代理店というエクスクルーシブなスペシャルアイテム。AND PLANTSさんで買った植物はすべてこの鉢に植えられて届きます。そしてなんと、他に選択肢がありません

この「ECOPOTS」。なんか見たことあるなぁって思いました? 僕も思いました。確かに類似品はあります。あるけど、ちゃんと見比べてみると、カタチや素材感が段違いでイイんですよ。直線はシャキンと直線で、カーブはおおきく包み込む、メリハリのある洗練されたフォルム。クールな印象を強調するちょっと薄めでエッジの立った縁。磨かれたコンクリート打ちっぱなしのようなムラ感のある、でもムラが細かくムラ過ぎない絶妙な質感。材料の80%がリサイクルプラスチックで植木鉢として初めて「CO2 Neutral Product」の認証を受けていて、売上からアフリカの森林保全プロジェクトを支援しているという哲学から「ECOPOTS」と名付けられているんですが、単にデザインの美しさだけでも優れていると思います。そしてもちろん、プラスチック鉢なので価格もリーズナブル。これ大事。

僕はプロダクトデザイナーとして家具や雑貨のデザインをしていたことがあるので、カタチや製造方法の美しさについてはちょっとうるさいです(笑)。機能だけでなく、フォルム、素材、質感、製造工程、価格。ECOPOTSはそのどれも優れているバランスの良い製品ですが、僕は特にその「フォルムや質感の美しさ」と「価格」に着目しています。

AND PLANTSさんもこの「ECOPOTS」に惚れ込んで、すべてこの鉢で統一されています。今後も特に増やす予定は無いそうです。「いろんな鉢から選べます」というのはメリットに聞こえますが、逆に選びきれなかったり(イイものはやたら高かったり、妥協するとカッコ悪かったり…)、せっかく選んでも部屋に合わなかったり、部屋にすでにある違う鉢と合わなかったりといったこともよくあります。最初から選択肢が「ベスト」しかないのは、他のお店にはないメリットかなと思います。

値段が手頃
AND PLANTS の観葉植物たち
今回購入したアグラオネマ・マリア

ホームセンターで数千円という価格帯に慣れてしまっていると、最初は1万円~3万円という価格帯にギョッとしますが、よくよく比較検討してみるとお手頃価格なことに気づきます。AND PLANTSはポチったら数日後にはそのまんまの姿で自宅に届きます。つまり価格には、植物本体、ECOPOTS、植替えの用土、配送料という目に見えているコストだけでなく、*ホームセンターや園芸店に足を運ばなくて済んだ交通費と時間、植替えをするコストと時間、更に言うと、数ある植物の中から最良の株を選ぶ時間**、数ある植木鉢の中から最良のものを選ぶ時間など、本来は必要だったお金と時間が浮いています。

この中で「数ある植物の中から最良の株を選ぶ時間」にはちゃんと注目しておかないといけません。たとえば一言で「パキラ1株」と言ったとしても、個体によってぜんぜん違うのは当然です。もともとの遺伝子の違いもあるけど、観葉植物は特に、その「育て方」で株の大きさ、幹の太さ、葉っぱの数や密度、葉っぱの大きさといった特徴が大きく異なります。同じ品種で同じ大きさでも枝振りで倍以上の価格差がつくこともザラ。これが「育て方」によるということは「生産者さん」によって変わるということで、イイものを安定的に供給しようと思ったら、良い生産者さんを見つける必要があります。

AND PLANTSさんはまさにその「樹形の良いものをつくっている生産者さん」とのつながりにこだわって仕入れているんだそうです。そういったものはもちろん値段も張るのですが、同じ品種の同じサイズのものでも葉っぱの密度や樹形が立派で見栄えもいいです。

#楽天やGoogleShoppingを検索して比較してみるとわかるのですが、たしかに安いのもありますが、幹の本数はもちろん、葉っぱの密度や茎の長さ、全体的なフォルムなど、この株に並ぶインパクトのものはほとんど流通していません。

その「見栄えの良い株」と「ECOPOTS」と植え替えの手間と配送料をざっくり足してみると……あれ? 商品価格ってそれしか入ってませんよね? むちゃくちゃ適正価格では?

ケアカードがかわいい
付属のショップカードとケアカード(イラストのカード)
育て方が書かれた「ケアカード」

植物だけでなく、オマケでついてくるカードがかわいくオシャレなのもポイント高いです。このイラストが書かれたカードは「ケアカード」で、裏面には購入した植物の育て方が書かれています。これはもう、ポストカードスタンドを買って、植物の近くに一緒においておくしか無い。イラストも定期的に変わるそうで、コレクションしたくなってきます。

完成された鉢植えがそのまま届く
届いたダンボールからそのまま出てくる!
届いた時の様子。土曜日にポチって水曜日到着(3営業日)のスピード配送でした。
梱包の様子。サイトに記述がないけど(気にしてなかったけど)ちゃんと受け皿もついています。

言わずもがな、なのですが、やっぱり「買って届いたらすぐに置ける」というメリットもちゃんとお伝えしておきます。

ふだん多肉植物をオンラインで交換していると、鉢が割れないように、土がこぼれないように、ビニールや梱包材でがんじがらめにしちゃうのですが、単純に開梱がめんどくさいし、ゴミもたくさん出てしまいます。それを思うと、箱を開けて引っ張り出すだけで、梱包材も必要最小限で、ほんの数分の手間だけで観葉植物ライフがスタートするのは快適です。よく考えられたお届けシステムなんだな―と感心します。

ちなみに僕は個人的に、多肉の鉢にはいつも虫がわかないように防虫剤を混ぜ込んだりしているのですが、その点も万全で、用土と葉っぱに防虫剤を施してあるんだそうです。さすが、見えないところにも抜かりはないです。

AND PLANTS さんにがんばってほしいところ

植物の数と種類が少ない

これはまだ始まったばかりなのでしょうがないのですが、せっかくの相性診断「MEET YOUR PLANTS」で提案してくれるものの幅が狭い…。同じ条件の中でも複数該当して選べるくらいが良いですね。ただこれは時間が解決してくれるものですし、AND PLANTSさんからも「どんどん増やしていきます」「とくに最初は手に取りやすい小型アイテムを!」「同じ品種でも仕立て方で選べるくらいにしたい」とのお言葉を頂いているので、期待して待ちます!

ECOPOTSが買いたい

ECOPOTSがカッコいいのでこれで統一したい!と思っても、今はどこにも売ってないんですよね(いや、たまに並行輸入的なものはあります)。統一したい!は無茶な野望だとしても、たとえば将来こいつが大きくなって植え替えたいと思ったときには、ひと回り大きなECOPOTSがほしいところです。植え替えサービスとか、1年後に大きな鉢が1コだけ買えるとか、そういうアフターケア的なサービスを始めてくれないかなぁ。

困ったときにササッと助けてくれる仕組みづくり

観葉植物にしても多肉植物にしても、買ったは良いけどうまく育てられないとか、そもそもちゃんとうまく育っているのかどうかもわからない、ということがよくあります。
僕も友人に送りつけた多肉は「いまどんな様子?」と聞いて「あ、その状態は水が足りない」とコメントしています。致命的な状態になる前に復旧できるし、初心者の友人も早くレベルアップできます。
つまり「いま別に困っているわけじゃないけど、様子見てくれてアドバイスもらえるようなサービス」ってないですか?

AND PLANTSさんに限らず、それを積極的にやっているお店を僕は知りません。いや、それを目指そうとしているサービスはあるけど、どうもうまく動いていません(たぶんシステムデザインとマネタイズの問題だと思う)。

実は、店舗がないオンライン専用ショップだからこそ、チャットやLINEといったネットを活かしたコミュニケーションツールで、密だけどカジュアルなアフターサービスができるんじゃないかな、と期待しています。対象はお客さまだし、うまくすればそれがファンコミュニティになっていくかもしれないし。

というようなことを聞いてみたら、AND PLANTSさんではそんなことは最初から考えていて、チャットやフォームのような当たり前のサービスから、もっと先もしっかり見据えていて、それ以上のものを作っていきたいとのこと。そこにどんな未来が見えているのでしょうか。

まとめ

というわけで、1つ購入してみて「また次もAND PLANTSで買ってみよう!」と心に誓うことになりました。

運営会社のDOMUZはもともとシステム開発などを手掛けている会社で植物と関係なくなーい?と思っちゃうのですが、代表の高木さん自身が「熱狂的に観葉植物が好き」というマニアで、念願かなって植物ショップをオープンさせたショップということ。熱が入っていないわけがありません。

AND PLANTSは「植物好きの人が集まって、ファンコミュニティなものにしてきたい」という高木さん。

僕もこうしてまんまとその「ファン」の一人にされてしまったようです……。

観葉植物・インテリアブランド AND PLANTS(アンドプランツ)

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