ちょっとちょっと聞いて! ついに我が家の近所に「Standard Products」がNEW OPENしたんですよ!! いやもうソッコーで突撃して爆買いしてきたので、今回はそれを勝手に紹介させていただきます。
え? 「Standard Productsってなんですか?」って。
いい質問ですねー。
ではそこから行ってみましょう。
「Standard Products」 ってまだ聞き馴染みのないブランド名かもしれませんが、でも「DAISO」ならみなさん知っていますよね? Standard Products はその DAISO を運営している大創産業が最近新しく立ち上げた「ちょっと高品質&高価格」のアイテムを集めた別業態。
「無印っぽいDAISO」なんて言われていて確かに表面的なビジュアルはとてもよく似た雰囲気。それもそのはず。単に安くておしゃれなものを集めただけでなく、「ホントはもっと値段が高くなっちゃう高品質のものだけどDAISO価格で提供したい」というアイテムもあって(Made In Japanの、1枚100円の軍手とか、1本100円の鉛筆なんかがその代表、ですよね。)、その通底するコンセプトはまさに無印良品のそれ、見かけが似ていても偶然というか必然というか。
本当に似ているブランドは 3COINS や LAKOLE で、価格帯や商品のラインナップがとてもよく似ています。ただ、3者とも、ターゲットやデザインコンセプトが違うのでビジュアルイメージも異なり、客層も被っていません。さらにそのすべてのブランドに共通して似ているのがIKEAかな。きっと低価格帯でおしゃれなアイテムを揃えるとなると、どの工場でどんなアイテムが作れるかが限られてくるので、みんな徹底してIKEAをリサーチしてパクリ倒しているんじゃないかなーと勝手に想像しています(このあたりは僕がプロダクトデザイナーやっていたので、どうしてもこういう見方しちゃう、ある種の職業病……)。
話がそれましたが、そんな DAISO の新業態は今ものすごい勢いで店舗数を増やしているのであなたの街にも近いうちにオープンするかもしれません。その際はぜひチェックしてみてください。
「さっそく爆買いしてきた」Standard Productsのアイテム。そんなアイテムで多肉ガーデンをアレンジするとどうなるのか? おすすめのアイテムとともにその世界観を紹介していきたいと思います。
やっぱりいちばんのおすすめといえば「植木鉢」は外せません。シリンダーからボール型まで何種類かラインナップされていますが、どれも Standard Products のブランドカラーである 白からグレイのマットなテクスチャ+(一部を除いて)刷毛目のラフなテクスチャで揃えられていて、並べたときの統一感とオシャレ感は間違いありません。
特に最大サイズの16cmシリンダポットは、高さのある受け皿もついて500円。12cmと同じ値段だし、なにか値付けを間違っているとしか思えません(笑)。中型のアガベやテーブルサイズの観葉植物に対応するので多肉ガーデンには十分な大きさです。
ただ、欲を言えば……もう一回り大きいのがほしいです。試しに植えたマンガベがいっぱいいっぱいなんですよね。ダイソーさんがんばって!(使うところ殆どないのが心苦しいけど……)
次に猛プッシュしたいおすすめアイテムはガーデンコーナーではないところ、収納用品コーナーにあった「スタッキングワイヤーバスケット」です。特にこの一番大きいサイズ。スタッキングしても中の高さが20cmくらいあるので、ほとんどの多肉植物を入れたままスタッキング、つまりそのまま「多肉棚」が作れちゃいます。
安定感と重量から3~4段くらいが限界かもしれませんが、透光性+通気性抜群だしそのまま水やりできるし、ノーアクションで棚にできたりバラしたりできたり、管理している数に応じて少しずつ買い足していけたりする手軽さは魅力。
#とはいえ、4個で2800円、2列8個で5600円、16個で10,800円……となってくるとワイヤーシェルフが買えるお値段にもなってくるので「棚」としてのコスパは冷静になる必要はありそうです。
ちなみに無印にもありますが3倍くらいのお値段。カインズにもありますが2倍くらいのお値段です。ダイソーさんがんばってくれています。
園芸ツールも充実しています。ハサミがなぜか3種類。どれもDAISOに行けば100円で売っていますが、なぜかそっちには惹かれず、こっちは全種類カゴに放り込まれていく謎。すべてダークトーンで統一されているのはそれだけで魅力ですよね。
スコップなんてほぼ使わないんですが、飾りとしても使えるのでとりあえず1本。次に欲しいのは土入れかな。プラスチックでいいので、変なデザインのないシンプルなやつを、ぜひ。
木箱はDAISOなどにも売っていますが、いろいろ見てきた中で、余計なロゴが入ってないシンプルさ、シックなカラリング、一部がメッシュになっていたりする機能性などいろんな面で個人的に評価が高く、たくさん買って並べて使いたいと思わせてくれた逸品。
欲を言えば、もっと大きいのが欲しいです。ダイソーさんよろしくお願いします!
大量に並んでいたこのメディシンボトル。ぜひ、肥料や薬剤を入れておく保存容器として使ってください。容量は1000mlなので十分過ぎるサイズ。そもそもメディシンボトルってそういう役割のアイテムですし。ジャム瓶のように回さなくても置くだけで蓋が閉まるって意外と重要です。めんどくさいと蓋閉めなくなりますからね(で雨に降られて中身がダメになるという※)。
※台風の大雨の中に置きっぱなしにしてみましたが(しちゃっていましたが)1cmくらい水が溜まったので密閉瓶ほどの防水力はありません。雨ざらしにはしないほうが良さそうです。
ワタクシ個人的にいろんなブランドのいろんなものをその役割で選んで使ってきましたが、これほどまでに「たくさん並べたときのかっこよさ」に優れた容器は見たことありません(たくさん買える価格帯という重要な条件のもとで)。強いて言えば「大きすぎる」かもしれません。このサイズ感も魅力の1つではあるんですが。
今回は購入を見送ったものを含め、ほかに気になったアイテムを紹介します。
DAISOよりもサボテンやユーフォルビアがフィーチャーされていて、全体的にいかつい系が多い印象。接ぎ木ユーフォルビアの中には、見たことない種(PUKUBOOKに写真掲載がない種)もあってお持ち帰りしたかったんですが、荷物多すぎて無事持って帰れそうになかったのでスルーしました。また次回以降ゲットしてきますね。
軍手や牛革グローブも価格からすると信じられないクオリティ。前にホームセンターで買った革グローブは経年劣化が激しかったので、こちらは使い倒すとどうなるのかは気になります。
使えば使うほどおしゃれになる魔法のアイテム「ガーデンライト」もいくつか使いやすそうなものがあって、まとめてゴテゴテに使いたい欲に駆られたけどまた今度。定番のUSBファンもあり、USBグッズも充実していたのでサポートアイテムとして揃えておきたいところ。
こういうの好きでよく買っていましたが、ここまで値段落とせるのかというのが脅威。
というわけで、初入店ですっかり魅了されてしまった「Standard Products」。近所にオープンしてしまったのは罠としか思えませんが、今後もどっぷりとハマらせていただきたいと思います。
もちろんDAISOも忘れません。Standard Productsにはない多肉植物グッズも充実していますし。以前にコラムにまとめているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。