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PUKUBOOK Succulent picture book

2023.8.4 DAISOの新業態「Standard Products」でつくる多肉植物ガーデン――おすすめアイテムを勝手にランキング

ちょっとちょっと聞いて! ついに我が家の近所に「Standard Products」がNEW OPENしたんですよ!! いやもうソッコーで突撃して爆買いしてきたので、今回はそれを勝手に紹介させていただきます。

え? 「Standard Productsってなんですか?」って。

いい質問ですねー。
ではそこから行ってみましょう。

Standard Products とは

「Standard Products」 ってまだ聞き馴染みのないブランド名かもしれませんが、でも「DAISO」ならみなさん知っていますよね? Standard Products はその DAISO を運営している大創産業が最近新しく立ち上げた「ちょっと高品質&高価格」のアイテムを集めた別業態。

「無印っぽいDAISO」なんて言われていて確かに表面的なビジュアルはとてもよく似た雰囲気。それもそのはず。単に安くておしゃれなものを集めただけでなく、「ホントはもっと値段が高くなっちゃう高品質のものだけどDAISO価格で提供したい」というアイテムもあって(Made In Japanの、1枚100円の軍手とか、1本100円の鉛筆なんかがその代表、ですよね。)、その通底するコンセプトはまさに無印良品のそれ、見かけが似ていても偶然というか必然というか。

本当に似ているブランドは 3COINS や LAKOLE で、価格帯や商品のラインナップがとてもよく似ています。ただ、3者とも、ターゲットやデザインコンセプトが違うのでビジュアルイメージも異なり、客層も被っていません。さらにそのすべてのブランドに共通して似ているのがIKEAかな。きっと低価格帯でおしゃれなアイテムを揃えるとなると、どの工場でどんなアイテムが作れるかが限られてくるので、みんな徹底してIKEAをリサーチしてパクリ倒しているんじゃないかなーと勝手に想像しています(このあたりは僕がプロダクトデザイナーやっていたので、どうしてもこういう見方しちゃう、ある種の職業病……)。

話がそれましたが、そんな DAISO の新業態は今ものすごい勢いで店舗数を増やしているのであなたの街にも近いうちにオープンするかもしれません。その際はぜひチェックしてみてください。

Standard Products でつくる多肉ガーデン

「さっそく爆買いしてきた」Standard Productsのアイテム。そんなアイテムで多肉ガーデンをアレンジするとどうなるのか? おすすめのアイテムとともにその世界観を紹介していきたいと思います。

扉絵に使っている商品とその驚きのプライス(カタログ風に紹介)。ちなみにこれだけ買って7,000~8,000円くらい
1位 植木鉢
シリンダーポット 200円~。コスパやばいです。最大のは16cmなのに500円。1,000円でも安いと思いますけど。
シリンダー&スタッキング 各300円。受け皿がありませんが、レザータッチのタグがかわいいです。シリンダーポットよりラフな質感。

やっぱりいちばんのおすすめといえば「植木鉢」は外せません。シリンダーからボール型まで何種類かラインナップされていますが、どれも Standard Products のブランドカラーである 白からグレイのマットなテクスチャ+(一部を除いて)刷毛目のラフなテクスチャで揃えられていて、並べたときの統一感とオシャレ感は間違いありません。

鉢スタンド 300円~。コスパがいいかどうかは迷うところ。
植木鉢コーナー

特に最大サイズの16cmシリンダポットは、高さのある受け皿もついて500円。12cmと同じ値段だし、なにか値付けを間違っているとしか思えません(笑)。中型のアガベやテーブルサイズの観葉植物に対応するので多肉ガーデンには十分な大きさです。

ただ、欲を言えば……もう一回り大きいのがほしいです。試しに植えたマンガベがいっぱいいっぱいなんですよね。ダイソーさんがんばって!(使うところ殆どないのが心苦しいけど……)

2位 ワイヤーバスケット
ワイヤーバスケット 700円。スタッキングしても高さ20cmくらいあってほとんどの多肉植物が入るから、つまりそのまま「多肉棚」になります。4段くらいはいけそう。

次に猛プッシュしたいおすすめアイテムはガーデンコーナーではないところ、収納用品コーナーにあった「スタッキングワイヤーバスケット」です。特にこの一番大きいサイズ。スタッキングしても中の高さが20cmくらいあるので、ほとんどの多肉植物を入れたままスタッキング、つまりそのまま「多肉棚」が作れちゃいます

安定感と重量から3~4段くらいが限界かもしれませんが、透光性+通気性抜群だしそのまま水やりできるし、ノーアクションで棚にできたりバラしたりできたり、管理している数に応じて少しずつ買い足していけたりする手軽さは魅力。

#とはいえ、4個で2800円、2列8個で5600円、16個で10,800円……となってくるとワイヤーシェルフが買えるお値段にもなってくるので「棚」としてのコスパは冷静になる必要はありそうです。

ちなみに無印にもありますが3倍くらいのお値段。カインズにもありますが2倍くらいのお値段です。ダイソーさんがんばってくれています。

3位 ガーデンツール
ガーデンツール(主にハサミ)

園芸ツールも充実しています。ハサミがなぜか3種類。どれもDAISOに行けば100円で売っていますが、なぜかそっちには惹かれず、こっちは全種類カゴに放り込まれていく謎。すべてダークトーンで統一されているのはそれだけで魅力ですよね。

園芸ツールやガーデンライトも結構置いてありました。「これ、DAISOに行ったら100円で買えるのに……」と一瞬頭によぎりますが、なぜか次々にカゴに放り込まれていく謎。
スコップ 500円。これとほぼ同じものの仕入先を知っていて、いつかおすそ分け販売したいなぁと思っていたけど、この価格には絶対勝てません。ちなみにDULTONに似た商品がありますが1,980円ですからね。
ジョウロ 300円。よくあるプラ製の安アイテムだけど、色を変えだけで印象が変わる。カタチ(金型)が一緒だから余計なコストが掛からない。無印よりも無印らしいデザイン。

スコップなんてほぼ使わないんですが、飾りとしても使えるのでとりあえず1本。次に欲しいのは土入れかな。プラスチックでいいので、変なデザインのないシンプルなやつを、ぜひ。

4位 木箱
木箱いろいろ。同じ価格の同じモデルでもサイズ違いがいくつかあります(つまり大きいのは早いもの勝ちです)。輸送時にスタッキングしてコストを抑えているんでしょうね。

木箱はDAISOなどにも売っていますが、いろいろ見てきた中で、余計なロゴが入ってないシンプルさ、シックなカラリング、一部がメッシュになっていたりする機能性などいろんな面で個人的に評価が高く、たくさん買って並べて使いたいと思わせてくれた逸品。

欲を言えば、もっと大きいのが欲しいです。ダイソーさんよろしくお願いします!

木箱コーナー
薄い底板は水を吸って剥がれてしまったので屋外使用はNGっぽいです(ベニアの接着剤を工夫すれば耐えられるはず。ケチって厚紙製というわけじゃないので惜しいですね)
5位 メディシンボトル
メディシンボトル

大量に並んでいたこのメディシンボトル。ぜひ、肥料や薬剤を入れておく保存容器として使ってください。容量は1000mlなので十分過ぎるサイズ。そもそもメディシンボトルってそういう役割のアイテムですし。ジャム瓶のように回さなくても置くだけで蓋が閉まるって意外と重要です。めんどくさいと蓋閉めなくなりますからね(で雨に降られて中身がダメになるという※)。

※台風の大雨の中に置きっぱなしにしてみましたが(しちゃっていましたが)1cmくらい水が溜まったので密閉瓶ほどの防水力はありません。雨ざらしにはしないほうが良さそうです。

ワタクシ個人的にいろんなブランドのいろんなものをその役割で選んで使ってきましたが、これほどまでに「たくさん並べたときのかっこよさ」に優れた容器は見たことありません(たくさん買える価格帯という重要な条件のもとで)。強いて言えば「大きすぎる」かもしれません。このサイズ感も魅力の1つではあるんですが。

その他

今回は購入を見送ったものを含め、ほかに気になったアイテムを紹介します。

多肉植物 300円~。サボテンや大きなユーフォルビアが置いてあって、DAISOよりもワイルドな印象。

DAISOよりもサボテンやユーフォルビアがフィーチャーされていて、全体的にいかつい系が多い印象。接ぎ木ユーフォルビアの中には、見たことない種(PUKUBOOKに写真掲載がない種)もあってお持ち帰りしたかったんですが、荷物多すぎて無事持って帰れそうになかったのでスルーしました。また次回以降ゲットしてきますね。

国産高級軍手 300円。軍手にするにはもったいない質感です。いや、買ったんですが僕の大きい手は納まらず。
牛革グローブ 500円。モノを選ばなければもっと安いのはあると思いますが、牛革で、このビジュアルでこの値段はすごい。どのくらい丈夫なのか使い倒してやります。

軍手や牛革グローブも価格からすると信じられないクオリティ。前にホームセンターで買った革グローブは経年劣化が激しかったので、こちらは使い倒すとどうなるのかは気になります。

LEDソーラーライト 500円。うちでも使っているの(右)とほぼ同じサイズと価格。ほんのり茶系のガラスと黒いワイヤーがおしゃれ
USBファン 300円。あったあった。DAISOおなじみの、日本一安いUSBファンが。ここにはたぶん限定カラーのグレイがありました。

使えば使うほどおしゃれになる魔法のアイテム「ガーデンライト」もいくつか使いやすそうなものがあって、まとめてゴテゴテに使いたい欲に駆られたけどまた今度。定番のUSBファンもあり、USBグッズも充実していたのでサポートアイテムとして揃えておきたいところ。

リネン 100円~。まじかー。こういうのインテリアショップに行くと500円とか1,000円とかしますよね。

こういうの好きでよく買っていましたが、ここまで値段落とせるのかというのが脅威。

まとめ

というわけで、初入店ですっかり魅了されてしまった「Standard Products」。近所にオープンしてしまったのは罠としか思えませんが、今後もどっぷりとハマらせていただきたいと思います。

もちろんDAISOも忘れません。Standard Productsにはない多肉植物グッズも充実していますし。以前にコラムにまとめているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

多肉植物コラムを毎週1本休みなく書き続けてはや1年。その中で、おかげさまでご好評を頂いている記事の1つが「カインズで揃え...

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