いよいよ2週間後に迫ってきた「京都みどりのマルシェ」。個人的に最も楽しみにしている多肉イベントの1つです。しかし、そのかわいい名前とは裏腹に、中身は玄人志向のガチイベント。行けば必ず良いものが手に入るけど準備がないと苦い思いをする……なんてことがないように、その経験を基にした「攻略法」をメモっておきます。
その名のとおり、京都駅近くのアクセスの良いところで3月と9月の年2回開催される多肉植物展示即売イベント。その名のとおり、京都の生産者さんが中心。でもその名のかわいいイメージがあっさりと裏切られる、いつもどおりのガチな多肉イベントです。
京都の生産者さんが中心ではありますが、関東の著名ショップやメルカリで人気の韓国苗からアガベコーデックス、定番のサボテンやハオルチアのコレクションまでたくさんの品種が並び、最近は関西圏の著名な業者さんも続々と参戦してきているのもあり、個人的には関西でいちばん「いまどきの多肉植物」が多く並ぶのイベントだと思っています。それでいて、やっぱり地元の生産者さん直売が多いので「コレがこの値段?」な掘り出し物が見つかりやすいのも魅力の1つ。まるで道の駅の産直ショップの雰囲気です(そういう意味での「マルシェ」なのかな?)。
開場は毎回、大阪ガスショールーム「ディリパ京都」で開催されます。京都駅からJR山陰本線に乗り換えて2駅の「丹波口駅」が最寄り。近くに駐車場もあります。京都市街と思えば、大きな幹線道路沿いで比較的車でもアクセスしやすいです(が、立体駐車場が多く、積荷でも横付けできるような空気ではないので、荷物が多くなりそうならカートなどを準備することをオススメします)。
唯一にして最大のポイントは入場方法です。コロナで密を避けるために入場制限がありますが、それが過去2回とも方法を変えていたので戦略とタイミングが合わなくてむやみに待たされた、というのが苦い経験。今回は「前回と同様」ということなので、戦略としては……。
前回同様、1時間ごとの総入れ替え制になるということは「はいここまでー」と列が切られてしまうと、その前後で1時間の差が発生するということ。1分の遅刻でも1時間の差に。
だったら最初から1時間待つ覚悟で9時に集合する、というのがプランA。たぶん10~15分くらい遅刻しても大丈夫だとは思いますが、30分遅刻して目の前で列を切られた経験があるので確実なことは言えません。
朝イチじゃなくてもいいからあんまり並びたくないとう方は、9:50くらいから整理券の配布が始まるのでそれに合わせるというのがプランB。もちろんそれなりに列は伸びているので整理券をもらうまでそれなりに並ぶとは思いますが、1時間待ちなんてことにはなりません。整理券をもらって時間を確認したら、それまではお散歩にでも出かけましょう。
丹波口駅周辺は基本的にオフィス街というか問屋街なのでレジャー施設はありませんが、ディリパ京都は京都リサーチパークという大規模な企業ビルの一部なので、飲食店やカフェは充実しています。少し歩きますがTSUTAYAやスタバやファーストフード店もあるので、早めのランチしながら時間をつぶすのが良さそうです。
次回は初の2日間開催です。なのでそもそも前回ほど混まないという観測もあります。それか1日目の様子をSNSなどでうかがってから、2日目に挑むという戦略もあります。
どうしても「2日目にホントの掘り出し物が残ってるはずない!」なんて考えちゃいますけどね……。
運営さんがこうしていろいろと試行錯誤をしているのも、結局すべてコロナが悪いんです! それに人数制限だって、そのシステムをちゃんと理解すれば、人が少なくて快適に回れるということ。これからきっともっと規模の大きなイベントになっていく予感しかないので、ずっと通い続けたいと思います!
※別会場の「番外編」も別イベントとして掲載しています。