以前に「植木鉢コレクション」を紹介させていただいたことがありますが「ダーク&シック系」ばかりでした。第2段はそのとき予告していた「かわいい系」のコレクションを紹介したいと思います。実は個人的にはかわいい系のほうが圧倒的に好きで(笑)たくさん見て回っているんですが、よりバリエーションが豊かな世界で意外と「自分の好み」に出会うことが少ないのが悩みのタネ。今回ご紹介するのは、そんなたくさん見ているなかから厳選された個人的なコレクションです。
まず最初に紹介するのは「aterier YAACHO」としてハンドメイド作品を発表している高木紗季さんの作品です。
かわいいカラーやほっこり素朴なデザインがかわいいことは言うまでもありませんが、やっぱり惹かれるのは、このなんとも言えない不思議なモチーフたち。よく見ると丸や四角などの幾何学模様の組み合わせなのに、鳥や植物のような自然を感じます。
こういうのどこかで見たことあると思って聞いてみたら「古代遺跡」をイメージされているんだそう(それも現実の遺跡というよりも『ゼルダの伝説』といったアドベンチャーゲームの世界観が好きだそうで、ちょうどワタクシも冒険ゲームにハマっていたときだったのでそんな話で盛り上がってしまいました……)。
メイン作品はタイルで、その作品のラインナップやイベント情報はぜひ公式インスタグラムをチェック!
タイル作品やシンプルなデザインの植木鉢は「BOWCS タイルマーケット」さんにラインナップ&オンラインで購入できるのでこちらもぜひチェックしてみてください。
つづいて「pottery きなり」さん。温かみのあるハンドメイド作品ながら、デザインは主張しすぎずないシンプルでシックな雰囲気が個人的にむっちゃ好きですね。サイズも豆鉢サイズから小鉢サイズまで、多肉植物を植えるのにぴったりサイズばかりで、ショップさんでは盆栽鉢っぽくアレンジされていましたが多肉植物を植えまくったらむちゃくちゃかわいくなるんじゃないかと勝手に妄想しています。
メインの作品は器で、かわいい「きなりハウス」が名物作品。お取り扱いのあるショップさんは見当たらず、ロハスフェスタなど各地のイベントに定期的に出店されているのでインスタアカウントをフォローしてチェックしてみてください。
個人的に最近注目しているのが韓国のハンドメイド作家さんの「or.rang pottery」。素朴な質感の鉢に水彩画のような透明感と浮遊感のある不思議なデザイン。日本だと「JK Succulents」さんが取り扱っていて関西中心のイベントで販売しているのでチェックしてみてください。
こちらは以前にPUKUBOOK COLLECTIONで紹介させていただいていた韓国のハンドメイド作家さん。とても気に入っていて評判も良かったんですが作家さんの事情で国外販売が休止してしまったので、欲しい方は韓国に飛びましょう!(笑)
ハンドメイド作品が続きましたが、もちろん量産品のプロダクトにもいいものはたくさんあります。個人的に好きなのがPOSH LIVNGさんが展開している「アーバンポットプランツ」シリーズ。街の雑貨屋さんでも売っているので見たことある方は多いんじゃないでしょうか。
お手頃価格のシンプルポットは各種雑貨屋さんでいろんなブランドがしのぎを削るレッドオーシャンではありますが、潔く量産品らしいスッキリフォルムながら、素材の質感を最大限に活かしてプロダクトっぽくないテクスチャにしているところが小憎らしいデザイン。
こちらはPUKUBOOK COLLECTIONでも取り扱っているので覗いていただけると幸いです(一部大量に在庫しすぎて大変なことになっているのでネット最安値でご提供させていただいています。た、助けて!)。
最後に。特定の鉢ブランドではなく「かわいい植木鉢をたくさん見てみたい」という方はぜひ園芸店「the Farm UNIVERSAL」さんに足を運んでみてください。郊外の大型店でも、都心のテナント店でも大丈夫。どちらもかわいくて手頃な鉢がたくさんラインナップされています。
おこがましいことを承知で正直に言わせていただくと、結局のところ僕はずっとこの「the Farm UNIVERSAL」さんの雰囲気を目指したくて日夜努力しているんですよね。今後も心の師として勝手に勉強させていただこうと思っています。
というわけで、かわいい鉢やハンドメイドの鉢は世の中にたくさんあることは承知の上ですが、完全に個人的な好みだけで紹介させていただきました。自分自身もそんなにたくさんの作品を見てきたわけではありませんのでもっと良いものもあるかもしれませんし、そういった出会いを今後も楽しみにしています。
かわいい系の鉢は以前に紹介したダーク&シック系に比べて(なぜか)「お手頃価格」のものも多いのが、イチ消費者(イチ庶民的消費者)としても嬉しいところではあります。ハンドメイド作家さんがこの価格で制作活動を続けていっていただくには「十分な売上」が必要なはずで、僕が個人的に買うだけでなく、微力ながらこうして紹介させていただいて売上に貢献できたらと思います。
またいい作品やアイテムがあったら紹介していきます。ご期待ください。