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PUKUBOOK Succulent picture book

2022.7.15 Wild Echeveria 発売記念! PUKUBOOKが欠かさず利用している「参考文献」を全公開

日本のエケベリアの第一人者といえば羽兼直行先生。その羽兼先生の最新刊「Wild Echeveria」が発売されましたね。クラウドファンディング立ち上げのときからすかさず支援して活動を見ていましたので、完成した本を手にしたときは、まるで自分のことのように嬉しく感じました。大きく分厚くボリュームのあるハードカバーはまさに「図鑑」。なにか迷ったときにはすかさず開いて、間違いのない図鑑編集の参考にさせていただこうと思います。

さて、「参考にさせていただく」という言葉が出てきましたが、PUKUBOOKを書くにあたってふだんどういう資料を参考にしているのか? 今回はその「ネタ元」をご紹介しようと思います。

羽兼直行 『多肉植物エケベリア 原種とハイブリッド1000種』

PUKUBOOKの中でも「羽兼さんのエケベリア1000種」なんてショートワードでよく出てくる、国内のメディアでは、最も参考にさせてもらっている資料です。なによりその情報の網羅性と正確性が半端ない!

International Crassulaceae Network

通称ICN。たまに「国際ベンケイソウ科ネットワーク」と半訳された表記も見かけます。スイスに本部がある国際的な保護・支援を目的とした団体。そのウェブサイトに掲載された品種リストは、種名や出自といった情報の量と正確性でいえば間違いなく世界一です。

Catalog of Life / GBIF

Catalog Of Life
GBIF

こちらはもっともっとおカタい学術的なサイトで、生物の学名をすべて詳細に記録されているデータベースサイト。学名が登場したらその正確性を調べるためにチェックしています。2サイトチェックするのは、DB登録までの時差なのか、はたまた流派なのか、結果が異なることがあるんですよね。学名は世界共通じゃないのか。なお、学名だけなので、園芸品種やハイブリッドはありません。またCatalog Of Lifeはほんとに名前だけで特徴などは記載されていません。GBIFは写真や分布図もあります。

Llifle

Llifle
特徴・亜種との違い・育て方など情報が充実

上記サイトには「特徴が記載されていない」のですが、その「特徴」も「写真」も「育て方」までむちゃくちゃ詳しく掲載されている天文学的な情報量のサイトがこちら。むちゃくちゃマニアックな品種でも詳細に記載されていて、情報が見つからないことのほうが稀です。

San Marcos Growers

San Marcos GROWERS

同じく「特徴」や「育て方」がむちゃくちゃ詳しいサイト。特にこちらは生産者さんが運営しているサイトなので「由来」に関する情報が詳しいです。どこのナーセリーで作出されたとか、どこで生まれて誰が名付けたとか、はたまた「自分で作った」とか。

AGAVE SITE

AGAVE SITE

アガベに特化した国内最大級の図鑑サイト。個人で「アガベ全種」を栽培しているというだけあって、品種解説の網羅率がハンパないです。

須藤浩 『コノフィツム全書』

日本のコノフィツムの第一人者である須藤浩先生の集大成。コノフィツムを1つでも持っている人はこの図鑑を買っておけば間違いないです。間違いなく沼にハマるし、間違いなくベテランになるまでの道案内役になってくれます。情報量多すぎてPUKUBOOKとしてはまだ扱いきれていません……。

英語が読めません

大丈夫。僕だって大して読めません(笑)

今回、海外のサイトの紹介が多くなりましたが、やはり情報は海外の方が圧倒的に多いです。ぜひ英語に躊躇せず海外のサイトも調べて見てほしいなぁと思うところですがやっぱりビビっちゃいますよね。

そんなあなたにオススメなのが僕もみんなも使っている「DeepL」。機械が自動的に翻訳してくれるサービスです。自動翻訳はここ数年で劇的にクオリティが向上しました。専門的な多肉植物の解説記事も、ほとんど意味や要点を間違うことなくつかむことができます。この神器を手に、ぜひ英語原文サイトにも挑戦してみてください。

参考資料とPUKUBOOKの記事

この記事を書いた目的の1つは、みんなが気になっていることで「参考って言ってるけどぶっちゃけ丸パクリちゃうん?」「著作権大丈夫?」という質問にちゃんと答えておきたいと思ったこと。

これには2方面からの回答があって、1つは、著作物であっても「引用」の範囲内だったら大丈夫ということ。その場合はきちんと引用元をわかるようにして、記事全体のうちの一部に「〇〇には〇〇と書かれている」と参考情報として記載するようにしています。

もう1つは著作権の保護対象になるのは「創作」であって「事実」は対象外だということ。例えば複数の文献に同じような記載があった場合は「事実」じゃないかと思うんですよね。逆に言うと著者の主観的な表現(〇〇なところが美しいといった)は「創作」なので積極的に「引用」として扱います。

ただ、どちらの場合にしても大前提としてあるのは、文献としてまとめてくださっている先人様たちへの多大なるリスペクトで、絶対に、決して、パクって我が物顔しようなんていう思いはありません。

もし不適切だと思う情報や表現があったらご指摘いただければ、速やかに改善していきます。

まとめ

もちろん、ここにあげた資料以外にも、たくさんの情報を参考にさせていただいています。特に新しい品種は、徹底的にググりまくり、欧米、韓国、中国、はたまた中東のサイトまで深く潜り、テキストだけでなくYoutubeの動画内のコメントも調べて記事にしています。インターネット黎明期からバリバリとネットを使いこなしてきた経験から、情報調査能力=ネット検索力はちょっとしたものだと自負しています。

この記事を書いたもう1つの目的は、PUKUBOOKの記事はこうした徹底調査に裏付けられたものだと知ってほしかったということ。書いている人は素人ですが、日々猛勉強した成果としてまとめたものです。

まだまだ全体からすると情報量も微々たるものですが、これからも日本最大級の多肉情報サイトになるべく精進していきたいと思います。

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