ふと気がつくと同じ雰囲気のコばっかり集めてる……。多肉植物に限らずコレクションというものは往々にしてそんな事になりがちですよね。うちは「多肉植物図鑑」と銘打って幅広くいろんな品種を紹介したいと思っているから意識していろんなタイプのコを集めているはずなのに。そうだこれはきっと、流行ってるんだ。流行の兆しなんだ！というわけで、最近やたらと我が家に集まってきている「ダーク系カラーのエケベリア」を集めてみました。
エケベリアと言えば今も昔もぶっチリ切りで「ホワイト系」が人気ですが、あえて真逆を行く特集です。王道とは違う、邪道……いや覇道なエケベリアコレクションです。
今回のダーク系コレクションのきっかけになったのがこの「ダークオパール」。ショート＆ワイドで丸みを帯びたソリッドなロゼットは、そのカラーがなくても十分に個性的でニューフェイスにふさわしいインパクト。
そのそっくりさんを探す中で行き着いたのが「ブルーベリー」。おそらく同じものです。ブルーベリーのほうが普及価格帯で手に入りやすいので、もしかしたらブルーベリーのほうが先に出た可能性もあります。
ダークオパールと似た特徴のコを探す中で出会った、フォルムやウォータマークやツヤ感が段違いで完成度の高いハイブリッド。作り込み後に見せてくれる姿は見事で、見つけたら即ゲットで間違いありません。
ダークオパールのそっくりさんを追う中で見つけたタイプ。というよりたまたまチョコレートムースとローズアメジストがほぼおなじもので、それを言うと同じ特徴のコはほかにもあるな……と集まってきた感じ。
ブラックスワンはブラッククイーンに似た雰囲気ですが、まだダーク系というほどの特徴が出ていません。追ってお知らせします。
ツヤツヤダーク系というとアガボイデス（のロメオやエボニー）をルーツに持つものが多い印象ですが、そのツヤ感に磨きをかけ、さらに葉っぱをコンパクトで密々にまとうタイプは目を引きます。
シャンペーンは明るいカラーですが、その質感そのままダークカラーのものがいくつかあります。磨き上げるとホワイトパウダーでマットな質感になりつつ、奥にあるダークカラーをそのコントラストで引き立てます。
分類は難しいけど、ほかにも色んなタイプのダークカラーエケベリアがあります。中にはカラーだけでなくフォルムや雰囲気がダークなものもあって、集めてみるとまるでそこは「異世界」。
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今回ご紹介したダーク系カラーのエケベリアは、王道とは一味違った魅力を持つ品種ばかり。どれも独特の存在感を放ち、コレクションに新たな彩りを加えてくれること請け合いです。エケベリアの奥深さは無限大、まだまだ発見できる品種がたくさんあります。もし、この記事で気になったエケベリアがあれば、ぜひ探して実際に手に取ってみてください。この記事が皆さんの多肉植物ライフの一助となれば幸いです。
