春だ!おでかけ日和だ!どっか行きたい!と急に思いたち、1人でふらりと東京一泊旅行に行ってきました。出張とかイベント参戦というわけでもなく、本当に1人のぶらり旅。今週から何回かに分けて、その東京ツアーで足を運んできた良い感じの多肉&ボタニカルスポットを紹介していきたいと思います。
第1回は「都会のオアシス」というベタなコピーがハマりすぎている「新宿御苑」をご紹介します。
ひとことで言っちゃうと「植物園」か「緑地公園」です。だだっ広い敷地内に、たくさんの木々や花や芝生広場があって自然の美しさを堪能しながらのんびりするための空間。ただ、もともとは天皇家の庭園として整備されたところで(御苑=Royal Gardenですね)、今も地方自治体(東京都とか新宿区)じゃなくて国(環境省)が管理しているので、由緒正しさはそんじょそこらの植物園と一緒にしては失礼なレベルです。
木々の裏には新宿の超高層ビル群が見えるような、本当に「都会のど真ん中」。あまりに近くて存在を忘れがちですが、近いからこそいつでもふらっと訪れたいところですね(いいなぁ)。
ちょうど桜の季節でいろんな花と緑とりっぱな庭園で目を楽しませてくれましたが、多肉植物図鑑編集長として最大にして唯一の目的は「温室」なので華麗に素通りします(庭木の品種のぼんやり感がスルーしたスピードを物語っています)。
こちらの温室は2012年にリニューアルした新しい建物。温室の規模は植物園としてはコンパクトな方で、ゆっくり見て回って30分くらいの広さでしょうか。
沖縄コーナーで激レア種「リュウキュウベンケイ」を発見。ちょうど花の季節で可憐な黄色い花を魅せてくれた最高の出会いでした(花が咲いてなかったらスルーしてしまったかもしれない……)。
というわけで、一般的な植物園と比べると決して広くはなく品種も多くない新宿御苑の温室ですが、その品種セレクトが意外とレアで、半分以上は見たことのない(PUKUBOOK新規掲載になった)品種でした。貴重な植物の展示と維持管理ありがとうございます。
新宿御苑は入り口が3箇所ありますが、温室に一番近いのは「大木戸門」で、地下鉄丸ノ内線の「新宿御苑前駅」が最寄り。次に都営新宿線の「新宿三丁目駅」、最後にJRの「千駄ヶ谷駅」。森林エリアや庭園を抜けていく千駄ヶ谷ルートが良い感じでした。なお、新宿にあるのでもちろんJR新宿駅からも行けますが結構歩きます(15分くらい?)。
入場ゲートはSUICAなど交通系ICカードに対応しているので、持っているとチケットカウンターに並ばずにスルーパスです(これ全施設対応して欲しい!)。
ちょうど桜の季節でしたが、直前の週末は事前予約が必要だったようです。行く前に公式WEB等でチェックしたほうが良さそうです。ちなみにお花見はできますがアルコールは持ち込み禁止でした(笑)
というわけで東京ツアー1回目は、新宿という都心のど真ん中にある植物園「新宿御苑」でのたくさんのレア多肉植物との出会いをレポートしました。次回も植物園、その次はざっくりいろいろレポートを予定しています。お楽しみに!