遅ればせながら2025年最初のコラムはシンプルに「最近手に入れた新品種」です。PUKUBOOKは図鑑なので日々少しずつ、ニューリリースされ続ける新品種の掲載を続けていますが、その中でも「写真も記事も書いた」品種はそれほど多くありません。現物が手に入らないと(あるいは写真取らせてもらわないと)なので単純にお金がかかりますし。「PUKUBOOK SUCCULENTS」なんてショップを運営しているのもひとえに、見本品種をお取り寄せすることと、お裾分けして得た資金でさらに別の見本品種を購入したり取材に出かけたりするため。こうして新種紹介を続けられるのも、こうした活動を支援していただいているみなさまのおかげです。
というわけで、そんな「サポートの結晶」たちをご紹介する回。感謝を込めてお届けします。
今も昔も、最もお高いニューフェイスといえば錦。とても現実的なお値段でないコもいますが、図鑑に載っけるためだけに勢いでお取り寄せさせていただいています。それもこれもすべてご覧いただいているみなさまのご支援のおかげです!
フリル、イボ、モンスト……。他とは形態からして一線を画す個性派たち。
海外で流通している苗を個人的にお取り寄せしているので、日本に全く入ってきていない品種を紹介させていただくこともあります。ただ、うちは「図鑑」をやっているのでその威信をかけて品種の由来を調査しますし、そうでなくてもこうして新規ページを作りますので、紹介できる数に限度はあります。そういうの無視すれば海外の日本未上陸品種はこの10倍、いや100倍くらい流通しているかもしれません。
ホントに韓国で作出されたかどうかじゃなくて雰囲気的に韓国苗っぽいコたち。最近は同じような手法で中国での生産も進んできて、中国名でデビューするコたちも見かけるようになりました。
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著名な国内生産ハイブリッド。未チェック、写真未掲載のコはまだまだあります……。
まだまだ人気のアガベ。新商品として見かけるコたちは、かなり厳選されてきた感はあります。
できるだけプチプラなもののご紹介をさせていただいているハオルチア。そのプチプラな中にもきれいなニューフェイスが現れて楽しませてくれます。
2024年から大いに盛り上がっているドロサンテマムをいくつか集めています。個人的にはやっぱり王道のキラキラ小粒系よりも変わり種に目が行きがちです……。
他の属のニューフェイスたち。中にはそれだけで特集1本書いた、思い入れのあるコ(扱いが無駄に大変だったコ)もいます。
たまっていたので名前だけザーッと並べさせていただきましたが、そもそもコレはシンプルに「新着情報」なので、溜め込まずにもっと定期的にやったほうが良いよなーと思ったり。月に1回やっても十分な数が紹介できるくらいの勢いでニューフェイスたちを集めていきたいと思います。